現場ブログ
ブログ一覧
- 2025.09.18 カテゴリ：解体工事コラム
- 皆様こんにちは！大阪府藤井寺市で解体工事をさせていただいている株式会社スカイ・リクエストです！今回は、石の破棄方法、再利用方法、費用、法規制、注意すべきポイントについてご紹介させていただきます。石の廃棄に関する疑問や悩みが解決できるような有益な情報を提供できるように努めます！大阪市内や藤井寺市、羽曳野市、松原市などで解体工事や庭のリノベーションで石の処分に困っている方、コストや環境への影響を気にされている方は、是非最後まで読んでみてください。 ■石の廃棄方法 石の廃棄には、様々な方法がありますが、効率的かつ環境に配慮した方法を選ぶことが重要です。以下に、具体的な廃棄方法を紹介します！ 【ＤＩＹでの石の廃棄方法】 小規模な石の廃棄は、自分で行うことができます。以下の手順で進めてみましょう！ １.石の収集と分類 まず、現場にある石をすべて収集し、サイズや種類に応じて分類します。再利用できる石は別途保管し、再利用できない石を廃棄対象とします。 ２.適切なツールの使用 シャベルや鍬（くわ）、運搬用の台車などを使用して、石を効率的に移動させます。重い石は無理をせず、適切なツールを使用して運搬しましょう！ ３.廃棄場への運搬 分類した石を最寄りの廃棄場に運びます。自治体の廃棄規則に従い、正しく処分します。 廃棄場の場所や受付時間は事前に確認しておきましょう！ ４.注意点 石の重量に注意し、腰や手を傷めないように適切な姿勢で作業を行います。また、安全のため、手袋や作業着を着用することおお勧めします。 【専門業者への依頼】 大量の石や大型の石を廃棄する場合や、重機が必要な場合は、専門業者に依頼するのが最適です。 業者選びのポイント 評判の確認：インターネットのレビューや口コミを確認し、信頼できる業者を選びましょう！ 見積もりの取得：複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較します。 許可の確認：業者が適切な廃棄許可を持っているか確認します。 業者に依頼するメリット 効率性：重機を使用するため、短時間で大量の石を処分できます。 安全性：プロの作業員が対応するため、怪我のリスクが低くなります。 環境配慮：法律に基づいて適切に廃棄されるため、環境への影響を最小限に抑えられます。 業者の選び方 費用の透明性：見積もりが明確で、追加料金が発生しないか確認します。 サービスの内容：廃棄だけでなく、再利用やリサイクルのオプションがあるか確認します。 【石の廃棄で注意すべきポイント】 石の廃棄を行う際には、いくつかの注意点があります。 環境への影響を最小限にする方法 再利用を優先：できる限り再利用し、廃棄物の量を減らします。 適切な処理：法律に従って処理し、環境への悪影響を防ぎます。 安全に廃棄するための注意点 適切な装備：作業中は適切な装備（手袋、ヘルメットなど）を着用します。重機の使用：思い石を扱う場合は、無理をせず重機を使用します。 石の廃棄方法を正しく理解し、適切に実行することで、安全かつ効率的に石を処分することができます。また、環境への影響を最小限に抑えるために、再利用を積極的に考慮することが重要です。 ■石の再利用方法 石は廃棄せずに再利用することで、コスト削減や環境保護につながります。以下に、代表的な石の再利用方法を紹介します。 【庭石や装飾用の石としての再利用】 庭の装飾に使える石は、美しい庭造りに役立ちます。 ガーデンデザイン 庭のレイアウトや装飾に石を利用することで、自然で魅力的な庭を作ることができ、石の配置や種類を工夫することで、庭の雰囲気が大きく変わります。 歩道や境界石 小さな石を使って庭の歩道や花壇の境界を作ることができます。これにより、庭全体が整然とし、美観が向上します。また、石の色や形を選ぶことで、庭のデザインにアクセントを加えることができます！ 水の演出 庭に水の要素を加える際にも石は役立ちます。例えば、石を使って小さな滝や池を作ることで、リラックスした雰囲気を演出できます。 【建設材料としての再利用】 建設現場で出た石は、粉砕して再利用できます。 道路の基盤材 砕石は道路の基盤材として使用されます。道路の強度を高めるために、砕石は重要な役割を果たします。特に、舗装前の下地作りに適しています。 コンクリートの骨材 粉砕した石はコンクリートの材料として使用され、建物の強度を高めます。コンクリートに混ぜることで、より強固な構造を作り出すことができます。 建設現場での充填材 砕石は建設現場での埋め戻しや充填材としても利用されます。これにより、土地の安定性を確保することができます。 【市のほかの再利用方法】 護岸工事 河川の護岸工事に使用され、自然災害から土地を守ります。石は堤防や護岸の補強材として利用され、洪水や土砂崩れのリスクを軽減します。 エクステリア素材 石の種類によっては、外壁や舗装材としても使用可能です。例えば、石を使った外壁は美観を向上させ、耐久性も高まります。また、庭の舗装材として石を使うことで、自然な雰囲気を演出できます。 DIYプロジェクト 石はDIYプロジェクトでも利用できます。例えば、石を使った小さなベンチやバーベキューグリルを作ることができます。これにより、庭や屋外スペースがさらに魅力的になります。 【再利用のメリット】 石の再利用には多くのメリットがあります。 環境保護 石を再利用することで、廃棄物の量を減らし、環境への負荷を軽減できます。また、自然資源の節約にもつながります。 コスト削減 石を再利用することで、新たに材料を購入するコストを削減できます。特に、大量の石を必要とするプロジェクトでは、再利用が経済的に有利です。 持続可能な建築 石を再利用することで、持続可能な建築を実現できます。環境に配慮した建築材料の使用は、現代の建設業界において重要なテーマです。 石の再利用方法を工夫することで、コスト削減や環境保護、持続可能な建築に貢献することができます。廃棄せずに再利用を考慮することで、資源を有効に活用し、持続可能な社会の実現に寄与しましょう。 ■石の廃棄にかかる費用 石の廃棄には費用がかかりますが、方法や量によって異なります。以下では、DIYでの廃棄と専門業者に依頼する場合の費用を詳しく説明します。また、コストを抑えるためのヒントも紹介します。 【DIYでの石の廃棄費用】 DIYで石を廃棄する場合、費用は比較的低く抑えられますが、労力と時間が必要です。 ツールの費用 石を収集・運搬するためのツール（シャベル、鍬、手押し車、手袋など）の購入費用がかかります。これらのツールはホームセンターなどで購入可能で、総額数千円から数万円程度です。 運搬費用 石を自治体の廃棄場に運ぶための費用がかかります。自家用車を使う場合は、燃料費やレンタル車両費が必要です。廃棄場までの距離によっては、複数回の運搬が必要になることもあります。 廃棄場の処分費用 自治体の廃棄場での処分費用は、重量や量に応じて異なります。一般的には１kgあたり数十円から数百円程度です。事前に自治体の廃棄場に問い合わせ、費用を確認しておきましょう。 【専門業者に依頼する場合の費用】 専門業者に依頼する場合、費用はＤＩＹよりも高くなりますが、効率的かつ安全に石を廃棄できます。 基本料金 業者によって異なりますが、基本料金として数万円から数十万円かかることがあります。この料金には、石の収集・運搬・処分の費用が含まれます。 追加料金 大型の石や特別な処理が必要な場合、追加料金が発生することがあります。例えば、非常に大きな石を粉砕するための特殊機械の使用料や、特殊な廃棄方法が必要な場合の費用です。 見積もりの取得 複数の業者から見積もりを取り、料金やサービス内容を比較することが重要です。透明性のある見積もりを提供する業者を選びましょう！ 【コストを抑えるためのヒント】 事前に見積もりを取る 複数の業者から見積もりを取り、最適な業者を選ぶことでコストを抑えることができます。見積もりを比較する際には、料金だけでなくサービス内容や業者の信頼性も確認しましょう。 再利用を考える 再利用可能な石を利用することで、廃棄量を減らしコストを削減します。例えば、庭の装飾や建設材料として再利用できる石を積極的に活用することで、廃棄費用を抑えることができます。 自治体のサポートを利用する 自治体によっては、石の廃棄に関するサポートや補助金を提供している場合があります。自治体のウェブサイトや窓口で情報を収集し、利用できるサポートを確認しましょう。 共同で廃棄する 近隣の過程や企業と共同で廃棄することで、運搬費用や廃棄費用を分担することができます。特に大規模な廃棄が必要な場合は、近隣と協力してコストを抑える方法を検討してみましょう。 石の廃棄にかかる費用は、方法や量、廃棄場所によって大きく異なります。ＤＩＹでの廃棄は比較的安価ですが、労力と時間が必要です。一方、専門業者に依頼する場合は費用が高くなりますが、効率的かつ安全に処理できます。事前に見積もりを取り、再利用や自治体のサポートを活用することで、コストを抑えることができます！ ■石の廃棄に関する法規制 石の廃棄には法的な規制があり、適切に処理することが求められます！以下では、関連する法規制とその遵守方法について詳しく説明していきます！ 環境保護法 環境保護法は、環境に悪影響を与えないようにするための法律で、石の廃棄も対象になります。この法律では、以下のような規定があります。 適切な廃棄方法：環境に悪影響を与えない方法で廃棄することが求められます。 例えば、石を自然の川や海に捨てることは禁止されています。 許可の取得：大量の石を廃棄する場合は、環境保護局から許可を取得する必要があります。 報告義務：廃棄した石の量や処分方法について、環境保護局に報告する義務があります。 建設廃棄物処理法 建設廃棄物処理法は、建設現場で発生する廃棄物の処理に関する法律で、石も対象に含まれます。この法律では、以下のような規定があります。 適切な処理施設の使用：建設廃棄物を適切な処理施設で処分することが求められます。 無許可の場所に捨てることは違法です！ 再利用の推奨：可能な限り廃棄物を再利用することが推奨されています。 これにより、廃棄物の量を減らし、環境負荷を軽減することができます。 記録の保存：廃棄物の処理状況について記録を保存し、必要に応じて提出する義務があります。 【遵守すべき規制と許可の取得方法】 石の廃棄に関しては、法律を遵守し、必要な許可を取得することが重要です！以下では、その具体的な手順を説明していきます！ 規制の遵守 適切な処理方法の選択：環境保護法や建設廃棄物処理法に基づき、適切な処理方法を選びます。 再利用の検討：法律に従い、再利用可能な石を積極的に再利用します。 これにより、廃棄物の量を減らし、環境への影響を最小限に抑えることができます。 許可の取得 環境保護局への申請：大量の石を廃棄する場合は、環境保護局に申請を行います。 申請には、廃棄する石の量や処分方法、処分場所などの詳細を記載する必要があります。 専門業者の利用：許可を持つ専門業者に依頼することで、適切な廃棄が可能です。 専門業者は、必要な許可を取得しているため、安心して依頼できます。 記録の保存と報告 処理状況の記録：廃棄した石の量や処分方法について記録を保存します。 これによって、法規制に従って処理が行われたことを証明できます。 報告義務の履行：必要に応じて、環境保護局に処理状況を報告します。 報告には、廃棄物の量や処分方法、処分場所などの詳細が含まれます。 【適切な業者の選定】 石の廃棄を依頼する際には、適切な業者を選ぶことが重要です。以下のポイントを確認しましょう！ 許可の有無：業者が適切な廃棄許可を持っているか確認します。 無許可の業者に依頼すると、法的な問題が発生する可能性があります。 評判と実績：業者の評判や実績を確認し、信頼できる業者を選びます。 インターネットのレビューや口コミを参考にすると良いでしょう。 見積もりと契約：見積もりを複数の業者から取り、料金やサービス内容を比較します。 また契約内容を確認し、不明点があれば事前に問い合わせましょう。 石の廃棄に関する法規制を理解し、適切に処理することで、環境への影響を最小限に抑え、安全かつ法的に問題のない廃棄が可能です。法律を遵守し、必要な許可を取得することで、安心して石の廃棄を行いましょう！ ■石の廃棄で注意すべきポイント 石の廃棄を行う際には、いくつかの重要なポイントに注意する必要があります。これらのポイントを守ることで、安全かつ効率的に石を廃棄し、環境への影響を最小限に抑えることができます。 【環境への影響を最小限にする方法】 再利用を優先 石を廃棄する前に、再利用の可能性を検討します。再利用することで、廃棄物の量を減らし、環境への負荷を軽減できます。 ガーデンデザイン：庭石として再利用することで、自然で魅力的な庭を作ることができます。 建設材料：砕石を道路の基盤材やコンクリートの骨材として再利用することができます。 適切な処理 法律に基づいて、適切に処理することが重要です。自治体の規定に従い、指定された廃棄場に石を持ち込むか、許可を持つ専門業者に依頼します。 適切な廃棄場の選択：無許可の場所に石を廃棄しないようにしましょう。 自治体が指定する廃棄場や処理施設を利用します。 専門業者の利用：許可を持つ専門業者に依頼することで、法的に問題のない廃棄が可能になります、 【安全に廃棄するための注意点】 適切な装備 作業中は適切な装備を着用し、安全に配慮します。特に思い石を扱う場合は、以下の装備を着用することをお勧めします。 手袋：手を保護するために厚手の手袋を着用します。 作業着：汚れや怪我を防ぐために作業着を着用します。 ヘルメット：頭部を保護するためにヘルメットを着用します。 重機の使用 大きな石や重い石を扱う場合は、無理をせず重機を使用します。適切な重機を使用することで、安全かつ効率的に作業を行うことができます。 チームとの連携：作業チームと連携し、作業の進行状況を共有します。 業者との連絡：専門業者との連絡を密にし、問題が発生した場合には迅速に対応します。 石の廃棄を行う際には、関係者とのコミュニケーションが重要です。作業の進行状況や問題点を共有することで、安全かつ効率的に作業を進めることができます。 再利用の検討や適切な処理、適切な装備の使用、法規制の遵守など、これらのポイントに注意しながら石の廃棄を行いましょう！ ■最後に 石の廃棄は適切な方法で行うことが重要です。DIYでの廃棄や専門業者への依頼、再利用の方法、費用、法規制、注意すべきポイントについて詳しく紹介させていただきました！ 皆様がこのブログを参考にして、石の廃棄を効率的にできることを願っています！ 大阪市内や藤井寺市、羽曳野市、松原市などでの解体工事・建替え・相続について疑問な点などがありましたら どんなことでもサポートいたしますので、弊社または大阪の解体工事業者へお気軽にご相談ください！ 【解体工事にお悩みの方】 【解体工事に活用できる補助金・助成金について】 大阪府での解体工事のご相談なら株式会社スカイリクエストにお任せ下さい。 株式会社スカイリクエストは大阪府藤井寺市に事務所を構え、 解体工事のプロフェッショナルとしてや藤井寺市以外にも羽曳野市や松原市など南河内地区から奈良県西部など 木造・鉄骨・RC造など構造、規模問わず解体工事を承ります。 他社にない株式会社スカイリクエストの強みは、解体事業と並行して不動産事業も経営していますので 解体後の土地活用のご相談など細やかなご提案が可能な点です。 現在空き家問題や自然災害の多発など解体工事の需要は年々増加しています。空き家をお持ち、または解体工事を検討されている方気軽にご相談ください。 問い合わせや相談などはこちらのHPから無料で出来ますので、どんな小さな事でも構いません。是非一度お問い合わせください。 【スカイリクエストの解体工事の費用について詳しく知りたい方はこちら】 【対応エリア】 大阪府藤井寺市を中心に羽曳野市、松原市、富田林市などの南河内地区、東大阪市や柏原市大阪府全域で解体工事を承っております。 【サービス内容】 建物解体工事、内装解体工事、プチ解体、アスベスト調査、アスベスト関連工事、外構工事、駐車場工事、大規模解体など… 【解体工事内容】 木造住宅、空き家、借地、アパート、マンション、ビル、倉庫、納屋、平屋、井戸、庭石、カーポート、植木… 【別事業】 賃貸マンション運営・管理、不動産仲介や買取などの不動産事業警備業
- 詳しく見る
石の廃棄を環境に優しく行うには
- 2025.09.18 カテゴリ：解体工事コラム
- 皆様こんにちは！ 大阪府藤井寺市で解体工事をさせていただいている株式会社スカイ・リクエストです！ 今日は、多くの古い建物に潜むリスク、「吹き付け石綿」について詳しくご紹介します。 この記事を通じて、吹き付け石綿の基本情報、健康への影響、識別方法、そして安全な除去方法について理解を深めていただけるかと思います！ 特に、建物の解体やリノベーションを考えている方は、ぜひ最後までお読みください！ ■吹き付け石綿とは？ 吹き付け石綿とは、過去に建物の断熱材や防音材として広く使用されたアスベスト（石綿）を含む材料の一種です。 具体的には、石綿繊維を特定のバインダーや接着剤と混ぜ合わせ、液体状にして壁や天井にスプレーして塗布する方法で施工されました。 この技術は、特に１９７０年代から１９８０年代にかけて人気がありました。 【特徴と用途】 吹き付け石綿は、優れた断熱性と防音性を提供するため、多くの商業施設や学校、住宅などで利用されていました。 また、火災時の炎の進行を遅らせる防火材としての機能もありました。 【健康へのリスク】 石綿は、その微細な繊維が肺に入ると健康を害する可能性があることが明らかになりました。 石綿繊維を吸入することで、アスベストーシスや肺がん、悪性中皮種といった深刻な疾患を引き起こすリスクがあります。 【現在の取り扱い】 石綿の危険性が広く認識されるようになってからは、多くの国で新たな建設材料としての使用が禁止されています。 ただし、既存の建物に残る吹き付け石綿は、特別な手法を用いて安全に除去する必要があります。 そのため、吹き付け石綿が施工された建物の解体やリノベーションを行う際には、適切な安全措置と専門的な知識が必要です。 ■石綿の種類と使用歴 石綿（アスベスト）は、その耐熱性、耐腐食性、および絶縁性の特性から、過去に広く使用されていた鉱物です。 ここでは、石綿の主な種類とその使用歴について詳しく解説していきます。 【石綿の主な種類】 石綿は大きく六つの主要なタイプに分類されますが、その中でも特に建材として使われていたのは次の三種類です。 クリソタイル（白石綿） 最も一般的に使用されていた石綿で、全石綿使用量の約９０％を占めていました。柔軟性があり、繊維が細かいため、吹き付け材料や絶縁材、屋根材などに使われていました。 アモサイト（茶石綿） 耐熱性が高く、主に工業用途や高温を扱う環境で使用されていました。石綿セメント製品、断熱材、いくつかの防火製品に利用されていた。 クロシドライト（青石綿） 強度が高く、耐腐食性に優れているため、特に海洋関連の製品や酸を扱う環境で使用されていました。しかし、その繊維は非常に細く、健康へのリスクが高いとされ、現在はほとんど使用されていません。 【使用歴】 石綿は、20世紀初頭から1970年代にかけてその利便性から建材、自動車部品（ブレーキやクラッチパッド）、断熱材として広く利用されました。 特に戦時中や高度経済成長期には、その生産量と使用量が急激に増加しました。 しかし、1970年代に入ると、石綿繊維が引き起こす健康リスク（アスベストーシスや肺がん、中皮腫など）が次第に明らかになり、多くの国でその使用が規制され始めました。 日本では、2006年に建材としての新たな石綿の使用が全面禁止されましたが、既存の建物や製品に含まれる石綿に関しては、適切な管理と除去が求められています。 現在、石綿含有材料の取り扱いは非常に厳しく規制されており、専門の業者による安全な除去作業が必要です。 ■吹き付け石綿の健康への影響 吹き付け石綿はアスベスト（石綿）を含む建材で、特に20世紀中盤に広く利用されていました。 その微細な繊維が空気中に放出されると、人体に有害な影響を及ぼす可能性があります。 以下は、吹き付け石綿が健康に与える主な影響です。 【主な健康リスク】 アスベストーシス 長期間にわたり石綿繊維を吸入することにより、肺に繊維が蓄積し肺線維症を引き起こす病状です。これにより肺の弾力性が失われ、呼吸困難を引き起こします。アスベストーシスは進行性であり、治療が非常に困難です。 肺がん 石綿の吸入は、肺がんのリスクを顕著に高めることが多くの研究で示されています。特に、吹き付け石綿の繊維は肺に容易に留まるため、肺がんの発症率が高くなることが報告されています。 中皮種 石綿曝露により最も恐れられるのが中皮腫です。これは主に肺の外膜である胸膜に発生する種類のがんで、非常に攻撃的で予後が悪いです。中皮腫は石綿繊維の直接的な影響により発症し、発見が遅れがちです。 その他の疾患 石綿繊維は、喉や消化管など、他の臓器にも影響を及ぼすことがあります。また、慢性的な炎症を引き起こし、免疫系にも影響を与える可能性があります。 【防御策と注意点】 適切な管理と除去:石綿含有材料がある場合は、専門の業者による安全な除去が必要です。 個人防護具の使用:石綿を取り扱う際には適切な防護具（マスク、保護服など）を着用し、 繊維の吸入や皮膚への接触を避ける必要があります。 継続的な健康監視:石綿に曝露された可能性のある人々は、定期的な健康診断を受け、早期に問題を発見することが重要です。 吹き付け石綿の健康リスクは非常に深刻であり、その取り扱いや除去には最大限の注意と適切な知識が必要です。 ■吹き付け石綿の識別方法 吹き付け石綿はその外見だけでは他の建材との識別が困難な場合が多いため、正確な識別のためには専門的な知識と手法が必要です。 以下は、吹き付け石綿を識別するための主な方法です。 【建物の調査】 建築年代の確認:吹き付け石綿が使われていた可能性が高いのは、特に1970年代から1990年代にかけての建物です。 建物の建設年代やリノベーションの歴史を調べることが第一歩となります。 既存の建築文書のレビュー:建物の設計図や改修履歴、使用された材料のリストなどを精査することで、 石綿使用の証拠を見つけ出すことができます。 【専門家によるサンプリングと分析】 サンプル採取:専門家が建物の異なる部分から少量のサンプルを安全に採取します。 このプロセスは石綿繊維を空中に放出するリスクを最小限に抑えながら行われます。 実験室での分析:採取したサンプルは実験室に送られ、顕微鏡やX線回折などの技術を使用して石綿の有無を検出します。 この分析により、石綿の種類や含有量も確認されます。 【視覚的な識別のためのヒント】 外見の特徴:吹き付け石綿は一般に粗いテクスチャーを有し、 しばしば白っぽい色をしていますが、これだけでの識別は不確実です。 場所と使用目的:石綿は主に断熱材や防音材として使用されていたため、 これらの目的で使用されている可能性のある場所を重点的に調べます。 【補足的な技術】 赤外線分析:特定の場合には、赤外線分析を通じて石綿の特定が行われることもあります。 空気品質のテスト:建物内の空気サンプルを分析することで、石綿繊維の存在を間接的に確認することができます。 吹き付け石綿の正確な識別と評価は、適切なリスク評価と安全な除去作業を計画するために不可欠です。したがって、専門的なアプローチを採用し、経験豊富なプロフェッショナルに依頼することが推奨されます。 ■最後に このブログでは、「吹き付け石綿」について、その定義、用途、健康へのリスク、そして現在の取り扱い方法について詳しく解説させていただきました！ かつてはその優れた断熱性や防音性、防火性によって広く利用された吹き付け石綿ですが、その健康への潜在的リスクが明らかになり、現在では使用が厳しく制限されています。 既存の建物に残る吹き付け石綿の安全な取り扱いは、専門的な知識と技術を要するため、解体や改修作業を行う際には、適切な手順を踏むことが重要です。 大阪市内、藤井寺市、羽曳野市、松原市などで解体工事・建替え・相続を検討している方は、是非この記事を参考にしてください！ 【解体工事にお悩みの方】 【解体工事に活用できる補助金・助成金について】 大阪府での解体工事のご相談なら株式会社スカイリクエストにお任せ下さい。 株式会社スカイリクエストは大阪府藤井寺市に事務所を構え、解体工事のプロフェッショナルとしてや藤井寺市以外にも羽曳野市や松原市など南河内地区から奈良県西部など木造・鉄骨・RC造など構造、規模問わず解体工事を承ります。 他社にない株式会社スカイリクエストの強みは、解体事業と並行して不動産事業も経営していますので解体後の土地活用のご相談など細やかなご提案が可能な点です。 現在空き家問題や自然災害の多発など解体工事の需要は年々増加しています。空き家をお持ち、または解体工事を検討されている方気軽にご相談ください。 問い合わせや相談などはこちらのHPから無料で出来ますので、どんな小さな事でも構いません。 是非一度お問い合わせください。 【スカイリクエストの解体工事の費用について詳しく知りたい方はこちら】 【対応エリア】 大阪府藤井寺市を中心に羽曳野市、松原市、富田林市などの南河内地区、東大阪市や柏原市大阪府全域で解体工事を承っております。 【サービス内容】 建物解体工事、内装解体工事、プチ解体、アスベスト調査、アスベスト関連工事、外構工事、駐車場工事、大規模解体など… 【解体工事内容】 木造住宅、空き家、借地、アパート、マンション、ビル、倉庫、納屋、平屋、井戸、庭石、カーポート、植木… 【別事業】 賃貸マンション運営・管理、不動産仲介や買取などの不動産事業警備業
- 詳しく見る
吹き付け石綿とは？
【当社事業紹介】
© 2024 SKY REQUEST Co., Ltd.
×
無理な押し売りはいたしませんので、
安心してご相談ください
