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浄化槽の解体・撤去工事の際の注意点

皆様こんにちは!

 

大阪府藤井寺市で解体工事をさせていただいている株式会社スカイ・リクエストです!

 

大阪市内、藤井寺市、羽曳野市、松原市などで解体工事をしたいとお考えの皆様に

 

浄化槽の解体・撤去工事の注意点についてご紹介させていただきます!

 

 

 


 

 

■浄化槽とは

 

 

浄化槽とは一般家庭から排出される『汚水』を人工的な水処理技術や微生物等によって

衛生的に問題のないレベルまで分解、処理し、河川へ放流する装置のことです。

 

 

浄化槽の大きい役割は、水洗便所から排出される『糞尿』(し尿)、
キッチン等から排出される生活排水(雑排水)を綺麗な状態にすることです。

 

 

一般家庭で使われている浄化槽の大きさは

 

●5人槽⇒130㎡未満

 

●7人槽⇒130㎡以上

 

●10人槽⇒2か所台所とお風呂がある

 

 

また床延べ面積が130㎡以上ある場合は2人家族であっても7人槽の浄化槽を設置する必要があります。

 

実際に使用する人数ではないので注意が必要です。

 

 

 





■浄化槽の耐用年数(寿命)

 

 

環境省により出された『生活排水処理施設整備計画策定マニュアル』には

浄化槽本体は設置後30年経過しても使用に耐えていることがわかったそうです。

 

ですが、浄化槽の埋設場所、状況、災害によっては亀裂や破損等が発生する場合もあるため

その場合には修理や取替を行う必要が出てきます。

 

 



 

■浄化槽の種類

 

 

浄化槽の種類は主に2種類です。

 

●単独処理浄化槽

 

●合併処理浄化槽

 

 

単独処理浄化槽は多くのメーカーが沢山の種類の浄化槽を製造し、

平成13年(2001年)から新設が禁止されています。

 

強制的に既存の物を撤去とはいかないため

合併浄化槽への入れ替えが求められています。

 

 

一般家庭用の小型合併浄化槽は、トイレの排水よりもその他の排水が

河川や海などに多大なダメージを与えている状況を考慮し設置されています。

 

家庭内から排出される残飯、油脂、洗剤がこれにあたります。

 



 

 

 

■浄化槽の解体・撤去方法

 

 

浄化槽の解体は、撤去方法全撤去、埋め戻し、埋め殺しの3つの方法があります。

 

 

【全撤去】

 

浄化槽本体のほか、槽内の部材や装置などすべてを含めて解体、
撤去を行い地中に何も埋まっていない状態にする方法になります。

 

その為、浄化槽の解体・撤去費用は3つの解体・撤去方法の中で一番費用が高くなってしまいますが、

衛生面や土地の利便性、法的な面においては一番安心できる方法で
最も推進されている浄化槽の解体・撤去・処分方法になります。

 

 

【埋め戻し・埋め殺し(砂埋め処分)】

 

埋め戻しは汚泥を一掃した後に浄化槽本体の3分の1ほどを解体し

浄化槽内の装置などを撤去したら残りの本体は底に穴を開けて、そのまま地中に埋設する方法になります。

 

 

埋め殺しとは汚泥を一掃した後、浄化槽内の部材等を取り除かずにほぼそのままの状態で埋設してしまう方法です。

 

 

埋め戻しはいずれの方法も全撤去に比べると安価な方法になりますが、

土地自体を売却する場合には埋設している浄化槽を掘り起こし全撤去をしなければいけなくなります。

 

 

総合的に見てみると埋め戻しや埋め殺しを行った後に全撤去を行うとなると費用が高くなってしまいます。

 

浄化槽の最終清掃を行った後、浄化槽の解体・撤去を行いますが

最終的には浄化槽使用廃止届出書を提出しなければなりません。

 

 

 



 

■浄化槽放置は処罰の対象になってしまうこともあるので要注意

 

 


また、浄化槽の管理を適切に行わずに放置することは、処罰の対象になるため注意しなければなりません。

 

◆設置後などの水質検査および定期検査に関して都道府県の命令に従わない⇒30万円以下の過料

 

 

◆保守点検や清掃が定められた基準通りに行っていないことを指摘され、

都道府県知事に改善措置や使用停止を命ぜられたのにも関わらず放置⇒6カ月移管懲役または100万円以下の罰金

 

 

◆浄化槽の使用を廃止した場合に30日以内に都道府県知事へ届出をしなかった場合、嘘の届出をした場合⇒5万円以下の過料

 

 

 




 

■浄化槽を解体・撤去する際の注意点

 

 

●浄化槽のサイズの確認をしておく

 

●浄化槽内の清掃と消毒がおこなわれているのか

 

●砂埋め処分は違法の可能性がある

 

●汚水の撤去は施主の責任

 

●浄化槽の放置は違法になる危険性

 

●浄化槽がないことがある

 

 

 



 

■浄化槽は適切な管理が必要

 

 

浄化槽は適切に管理をされなくなり、汚水や汚物がどんどん排出されてしまう危険性が高まります。

 

 

●一年に一回の定期検査を受ける

 

●四か月に一回以上は保守点検を行う

 

●使用開始後三か月~五か月以内に設置後の水質検査を行う

 

●浄化槽の電源を切らない

 

●浄化槽の機能を妨げないように適切な管理を行う

 

 

また行政からの改善勧告や使用停止命令などを受けても従わない場合には、

六か月以下の懲役または100万円以下の罰金が科されることになってしまいます。

 

 



 

■浄化槽廃止届出願書の提出

 

 

浄化槽を撤去した場合には『浄化槽配置届出書』を各都道府県知事に届出書を提出しなければいけません。

 

 

また、基本的には浄化槽の撤去をおこなってから30日以内に提出することが求められています。

 





 

 

 

■最後に

 

 

今回は、浄化槽の解体・撤去工事の際の注意点についてご紹介させていただきました!

 

 

大阪市内、藤井寺市、羽曳野市、松原市などでアスベスト事前調査、解体工事、除去工事について
分からないことや疑問点等がございましたら、どんなことでもサポートいたしますので
弊社または大阪の解体工事業者へお気軽にご相談ください!

 

 

 

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株式会社スカイリクエストは大阪府藤井寺市に事務所を構え、解体工事のプロフェッショナルとしてや

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空き家をお持ち、または解体工事を検討されている方気軽にご相談ください。

 

 

問い合わせや相談などはこちらのHPから無料で出来ますので、どんな小さな事でも構いません。

 

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  • 2025.07.24
  • 解体工事コラム
  • Staff

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